休み明けはいつものリズムに乗るまで少し時間がかかります。登園後のお着替えもゆっくりと、でも外遊びを楽しみに飛び出していく子ども達です。
朝の会が終わり、「今日は○○をして遊ぶよ」と一日の過ごし方を話し合って活動がスタートします。
今日の年少組さんは「はさみであそぼう」で王冠作りをしていました。
まだ、はさみの持ち方が覚束ないお友達もいますが、ハサミの先を向こうにして、反対の手で紙を動かすことが出来るお友達が増えてきたように思います。
指を切ってしまわないように、慎重に慎重に‥‥。
切ったものに模様を付けて糊で張り付ければ王冠の完成です。
王冠の模様はそれぞれで、宝石をちりばめ絵本から飛び出してきたような王冠や「武蔵野線!」と言ってオレンジの電車が走っているお友達もいました。どれもこれもみんな素敵な作品になっています。
絵を描くことに慣れ親しんでいるお友達は、どんどん色がついて逆に糊付けが難しくなっていたりと、試行錯誤の様子が見えてきます。出来あがった「自分の王冠」を被っての「なりきり遊び」は思考力、想像力を豊かにします。
年中組さんは、3学期にデザイン画「版画」をして遊ぶので、自分の顔を思い浮かべながら貼り絵をして遊んでいました。
あるクラスに入って行くと、担任が顔に画用紙を貼っていて大爆笑!「どうしたの?」と聞いてみると実際の大きさを感じてもらいたいと思ったそうです。とても素敵ですね。

年少組から一年、色々な経験をしてきました。形の無い所から作り上げる楽しさを感じられるようになっています。

目や鼻、眉毛など、一人ひとりの思いが表現されています。

不思議と作ったお友達に似ていますね。 さて、これは誰かな?
